By J.K - 2006/05/09 01:32
AO入試の広がりについて、大手予備校の担当者は「中には『来れば内定、会えば内定』という大学もある」と明かす。大学見学や面談に訪れた受験生を軒並み合格させるという意味で、選抜の質を疑問視する。夏休み前に進路を決める生徒も増え、進路担当の都立高教諭(39)は「生徒が楽な方へ流れ、勉強しなくなる」と嘆く。
自分の首を自分で絞める大学が増えつつある。全ての大学がそうだというわけではもちろんないが、数だけ揃えるだけ(カネだけ集めるだけ)で何のバリューもない大学がどんどん増えてしまうのだろうか。もし、今までどおり優れた成績を基準に入れ込みをする大学と、このような「来る合う内定」大学との二分化が広がれば、格差とやらは一層(将来にわたって)広がり続けるだろう。そこへ純能力評価主義が普及すれば、流れはさらに加速する。そして大学全体としての質が下がり、するとまたバリューがなくなり…の悪循環。
それに心配なのが、社会的能力を持たない「大学生」が増えてしまうのではということ。先日書いた記事のように、高校生に毛が生えた程度(あるいはそれ以下)の人間が今の段階で既に多数いる状態なのに、そこへさらにゲスト感覚で招かれる「高校上がり」が入ってくることになるのは大学にとってかなり手痛いはず。
「学びの社」から「中小企業」に成り下がる大学。
大学、専門大学、短期大学とならんで、新しく「準(亜)大学」なんて呼称を作って欲しいもんだ。
Quot : http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20060508k0000m040128000c.html
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