未成年者が深夜にたむろしたり、ホームレスの“新居”になってしまいそうだが「未成年者は、これまでも厳しく対処させていただいています。ホームレスの方に関しては、ほかのお客様の迷惑になるようでしたら、マネジャーの判断で入店をお断りさせていただきます」。対策は万全のようだ。
これらは目先の問題にしかならない。問題は「あれば食べる、あれば利用する」という一部消費者の考え方の変化を促してしまうことじゃないだろうか。(すでにコンビニや他のファーストフードで実施されているが…)24時間いつでもどこででも簡単に食料を手に入れられるということは、「なければ我慢する」という食に関する基本的な自己統制の機会を大きく失ってしまうということではないか。24時間やっているからという理由でマクドナルドを利用する人間が、他のより良い選択肢を探す手間を取るとは思えない。
ちょっと小腹が空いたね、そうだマクドナルドへ行こう(我慢できるだろうに)。遅くなったけれどご飯はどこで食べようか、そうだ24時間開いている便利なマクドナルドで簡単に済まそう(カロリー的に簡単な量で済まされるのか)。こんな遅くまでお疲れ、そうだマクドナルドでも寄っていくか。
このまま更に「便利」になり続けたら、
8日付米紙ロサンゼルス・タイムズによると、米娯楽大手ウォルト・ディズニーは、ファストフード大手マクドナルドの子供向けおまけに認めてきたディズニー・キャラクターの使用についてマクドナルドとの契約を延長しないことを決めた。マクドナルドのハンバーガーやフライドポテトなどが深刻化する子どもの肥満の一因となっているとの批判を受けた形。(マックと契約延長せず ディズニー、子ども肥満で)
こんな対策で済まされるような事態どころではなくなってしまうんじゃないだろうか。
24時間やってる便利なマクドナルドに通うことなく「他のより良い手段」や「我慢」を選択できる賢い消費者が、日本には多ければよいけれど。
…予断だけれど、最近の子どもや若者がものを考えなくなっただとか学力が低下しているなんて言われてるのは、こういう(最良と思しき)便利さが無秩序に普及し、「より良き」を探し求める必要そのものがなくなったことが原因なのだろうか。今あるものが当然だと思うのは人間の常。計算は電卓に任せればいい、漢字はパソコン入力だから覚えなくていい、エスカレーターがあるから階段は利用しなくてもいい、寿命は長いんだから若いうちに頑張る必要もない(人生60年なら20歳でピークを感じ、80年なら30歳でピークを感じ…婚期を30前後で区切って考えるのはそのせい?)…そんな考えに満たされた現代社会にまみれてなお、「より良き」を探し求めるような強い人間は少ないということだろうか。
今の社会には(マクドナルドのように)隙間を埋めるような「より良き」しか残っていない。今後、「便利さ」や「より良き」を求める隙間がなくなれば、そこで全ての進化はストップするんだろうな。ネット社会でウィルスがなくなれば「アップデート」なんてしなくても良くなるように。
Quot : http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1932831/detail
- NHK記者らインサイダーの疑い=放送前に株購入-報道局など3人、監視委 - 01/18
- クロネコのメール便3524通、兼職の主婦配達員が隠す - 12/21
- ワープロ特許で東芝提訴=対価2億6000万円請求-元社員の天野教授・東 - 12/07
- 「あるある」脱却…関テレが新健康情報番組 - 11/23
- 「あるある」捏造、再発防止のため法改正も…菅総務相 - 02/10
スペース


