調べでは、この女性は約5年前に猫を飼い始め、出産などで子猫が次々と増えた。1匹が死んだ際に火葬にしたが、可哀そうだったため、その後は猫が死ぬと購入した業務用冷凍庫や段ボールなどに入れていた。子猫は短期間で病死することが多く、これまでに計約100匹生まれたという。
無秩序に増えることについては「可哀そう」と思わなかったんだろうか。ごく自然に数を増やし、ごく自然に土に返っていくという「猫の尊厳」を自らのエゴのためだけに著しく損なわせた「飼い主」。
処理しきれないほどの「善行」は諸刃の剣。
例え「良かれ」と思ってやることでも、それが常に「正しい」とは限らないという可能性ぐらい予想してくれ、30代。
ハトへの餌付けも然り。
「ハトの住む場所を奪った人間の方が悪い」などと言ってハトへの餌付けを「善意」で行う方々、「寄ってくるのがカワイイ」なんていうエゴで餌付けを行う方々。たとえ理屈が正しかろうと、理想が素晴らしかろうと、その餌付けは近隣住民への迷惑という形で、ハトを嫌悪(あるいは駆除)の対象に移行させているに他ならない。餌付けで人間に慣れたハトが危険察知能力を失い、道路に落ちた「エサ」を取るために車に轢かれるのを見てもなお、自分たちがその原因を作ったのかもしれないと思うことはないんだろうか。屋根に設置されたハト除け(痛々しいトゲ状のもの)を見て、ハトを傷つけるなんて許さないとは思っても、自分たちが餌付けをしなければそんなハト除けを設置する必要もなくなるかもしれないとは思わないんだろうか。
餌付けは、それが現実的には駆除へと繋がる、と言う意味で「偽善」だ。本人はそれと気づいていないかもしれないが。
Quot : http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060517k0000m040143000c.html
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