うち1台は若い女性の2人組。「(車椅子マークは)おしゃれで付けてます。ごめんなさーい」と笑って、店内に駆け込んだ。また、子どもを連れた女性は「足の悪いおばあさんがいる。今は乗せてないけど」と言って、車で走り去った。
最近「法律」を扱った番組のおかげで法律を意識する人が増え、違法でさえなければ何をやっても大丈夫だと思う人がこのような行動に出るのだろうか。逃げ去るような行動から、全く罪悪感がないわけではないのはわかる。今この人たちの行動を正当化する唯一の拠り所が、おそらく「違法ではないこと」なのだろう。
マナー違反・モラルの低い行動だとわかっていても、「違法性のなさ」を根拠にこういう行動に出る人がいるのは、なんとも歯がゆい。かと言って法律を改正し違法としてしまうと、今度はマナーやモラルを法律で縛る風潮ができてしまい、ますます「法さえ守れば…」という人が増えてしまうかもしれない。
ではどうすればいいのか。まずは自動車教習や免許更新の際に、こういった車椅子マークなどの利用についての講習時間を設けてみてはどうだろうか。違法でもなく、点数を引かれるわけでもないが、健常者が障害者用の駐車場に止めたことを警察などのデータベースに記録しておき、その回数などに応じて講習時間を増やす制度というのはどうだろう。実際に直接的な効果は出ないかもしれないが、(本当に軽いが)ある程度のペナルティがあるのとないのとでは、随分違う。
もし、そういう講習がなければ、引用に出てきた「足の悪いおばあさんがいる。今は乗せてないけど」と言って車で走り去った女性の子どもは、おそらく大きくなって車を持てば、同じことをするようになるだろう。学校や教習所以外に、ドライバーズマナーを教えるところがないわけだから。
Quot : http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060307k0000m040128000c.html
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