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By J.K - 2007/11/05 23:29

 北海道教委が5日、札幌市内のホテルで行った北海道文化賞贈賞式で、壇上にいた受賞者の1人の演劇演出家、鈴木喜三夫氏(76)と夫人が、国歌斉唱の際いったん起立したものの、国旗に背を向けたまま自席に着席し斉唱に参加しないという一幕があった。

 道教委は入学式や卒業式で国歌斉唱の際に起立しない教職員を処分しており、「道教委の行事で国旗・国歌を尊重しない行為があったことは問題だ」との声が上がっている。

 このような「処分」の慣例は、一体いつまで続くんでしょう。道教委も単にマニュアル通りの対応をしているだけなのかもしれませんが、

 式典後、鈴木氏は「先の戦争で多くの仲間が特攻隊として死んでいった。とても立って(国歌を)歌う気になれない」と語った。

 一人ひとりの信条だけでなく、こういった感情までも踏みにじってまで、国旗・国家の尊重にこだわることに、一体何の価値があるんでしょう。悲しみに打ちひしがれて泣き崩れたときにすら(例えばです)、「国旗に向かって立って歌いなさい」というのが、彼らにとっては「あるべき日本人の姿」なんでしょうか。

 たとえこの人が本当にそう思っていなかったとしても(その主張をするためにあえて出席し、あえて上のようなコメントをしたとすれば)、このニュースの内容だけみれば、国旗や国家のような単なる「象徴」にすぎないものに敬意を払ったりするよりもまず、目の前にいる「人」に目を向けてほしい、というメッセージだと受け取りたいですね(実際にその場にいたわけではないので想像の域をでませんが)。

 どんな理由や歴史や信条があったとしても、まず自分の気持ちを大事にしないと他人にはやさしくできない。国民だからとか外国人だからとかじゃなくて、まず人として生きたい。国旗や国家を大事にしない日本人だから外国をも尊重できない、なんていうのはただの理屈。自分がいて、目の前にも誰かがいたら、何も抜きにして大切にしたい、尊重したい。それが出来ているのなら、それ以外には何もいらない。

 でも、そんな理想だけではなかなかうまくいかない、という「大人の事情」もわかります。歴史的にも色々と難しい事情があるのでしょう。が、こういう軋轢がやがてそのまま子ども教育の現場にまでスライドされるのだけは避けたいですね。国旗や国家を大切にしないと、君たちのクラスにいる△△人の○○ちゃんとは仲良く出来ませんよ、なんていうふうに。

Quot : http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071105-00000926-san-soci&kz=soci
Tb: http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/97473/

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