向精神薬「マジンドール」を巡り、医師法違反容疑で逮捕された風本(かぜもと)真吾容疑者(44)が代表を務める「メディカルサロン」グループと同様に、「ダイエット効果がある」と宣伝している医療機関が、全国で100カ所以上に上ることが毎日新聞の調べで分かった。
マジンドールの処方は高度肥満症の患者に限定されており、ダイエット目的は国の承認する用法を逸脱する可能性が高い。副作用がある薬を安易に処方する傾向が全国に広まっていることが明らかになった。
向精神薬と聞いただけで副作用が気になってしまうものでも、ダイエット効果が謳われるだけで飛びついてしまうような人は、そもそも通常のダイエットを出来るわけがなく、だからクスリでなんとかさせてやって、いい金づるとして利用しよう、という魂胆でもあるのでしょうか?
今は表示されていない風本容疑者のウェブサイトには、
マジンドールを内服すると、「食べたい、食べたい」という気持ちが不思議になくなります。そして、少し食べただけで、「ああ、満腹だ」という気持ちが起こります。満腹感、満足感が大きいので、ダイエットの苦しみはありません。満足した生活でハッピーな気分のまま、ダイエットできるのです。また、もともと太りすぎて心臓病を起こしている人達をやせさせるので、副作用の心配はほとんどありません。
と紹介されていますが、治療が必要な状態の人が引き換えに被る副作用と、治療ではなくただの精神的な痩身願望を持つだけの人が被る副作用の意味は全然違うということが一切説明されていないのが怖いですね。それが自分で理解できない人しか見ないでしょうから。
製造販売元の「ノバルティスファーマ」(東京都港区)はダイエット目的などの不適切な使用が後を絶たないとして、98年から毎年、文書で医療機関に注意を呼びかけてきた。(中略)同社が国報告した分だけでも、調査症例の約2割の1721人におう吐やめまい、睡眠障害などの副作用があった。
気軽なダイエットのつもりで飲んだ薬にしては重すぎる副作用でしょう。例え直前で説明していても、宣伝の段階で"誤解のないように"説明しなきゃいけないですね。
患者にとって最良の方法を採ってこそ医師。「必要以上に痩せる必要なんて全くない!」と強く言える人であって欲しいものです。
Quot : http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000017-maip-soci&kz=soci
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