高村正彦外相は19日午後、山口市内のホテルで記者会見し、次期衆院選の時期について「予測はできないが、(来年9月の衆院議員の)任期満了選挙が憲法の本道からいって筋だ」との考えを明らかにした。
また、民主党が揮発油税の暫定税率撤廃によるガソリン値下げを掲げていることに関しては、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスを削減しようという世界の流れに逆行していると批判。「日本が北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を主催しようとしているとき、『ガソリン税を下げました、もっとガソリンを使いましょう』という態度でリーダーシップが取れるのか」と強調した。
安くなったからといって使う量が増える…かどうかは疑問ですが、少なくとも高騰前と変わらない価格になれば、何もかもがいずれは元通りに近い状態になってしまうような気がします。高くなったから節約しよう、ガソリンに代わるエネルギーについて本気で考えよう、という気持ちも(一部では残るでしょうが)。
いくら理想として環境云々への配慮を掲げていたとしても、今回のように(南極の氷が…という話ではなく)庶民の生活レベルで「問題」が起こらなければ、企業は他の企業との競争に負けない範囲でしか環境に配慮できないし、庶民も他の人の生活レベルとの差を自らの「幸せ」「豊かさ」の指針としている以上、自分のところだけ自主的に生活を切り詰めてでも環境のことを考えようという人は極少数でしょう。
そこへ沸いてきた、庶民生活を直撃するこのガソリン問題は、このまま何事もなかったかのように「元通り」になってしまっていいのだろうか、というのが(理想論的ですが)私の考えです。ですので、政治家の言うことを鵜呑みにして、それをそのまま支持に代えるということはしませんが、この人の「引用のセリフだけ」は、一理あるように思えました。
果たしてこの一連の問題が起こらなければ、「本気で」車の利用をほんの少しでもいいから減らしていこうとしただろうか。「本気で」ガソリンを減らす効果のある公共機関をもっと増やして欲しいという声をあげることをしただろうか。そのように思ってしまいます。
環境についてもっと考えなければいけない、という理想を実現するためのきっかけを、庶民レベルで作り出すことができない限り、国際的な非難にさらされた日本政府としては、どのような理屈をつけてでも、そのきっかけとなるこの状態を続けていってみて欲しい、というのが正直なところです。
週に一度の酒をやめてでも、好きなタバコをやめてでも、年に一度の旅行を失くしてでも、贅沢な食事を我慢してでも、それは受け入れるべき時期にきているんじゃないかとすら思います。そんな事もうやっているという人はともかく、「オレはそんなことまでしたくない、政府の方でなんとかしろ」と他人任せにするような人が多ければ、きっとそれが国民の総意として政治家によって実現されるんでしょうね。
そしてそれを自分たちで批判する。
Quot : http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000107-jij-pol
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