(1)広告表示中は(録画ではない)直接配信された番組を視聴者が切り替えられないようにする。(2)録画された番組については、一緒に録画された広告を飛ばすための早送りができないようにする。視聴者は、そのまま広告を視聴するか、料金を支払うことでチャンネルの切り替えや、早送りを行うことになる。
裏番組(人気番組のウラで同時間に放映される番組)の視聴率が下がる可能性がある。面白いと思った番組でも、いいところで必ずCMが入ってくるのが"決まりごと"。その間、2番目に面白いけれどずっと見続けるほどでもない番組を見て、CMが終わるころにまたチャンネルを戻す…という作業をする人は、この引用先記事にもあるように、少なくないはず。この技術が自分たちのテレビ生活に入り込んでくると、その「2番目に面白い番組」を見るために料金を払っているかのような感覚になるんじゃないだろうか。そんなことにお金を支払う人なんているんだろうか。むしろ、CM中はテレビの前から離れる(トイレ等)、という選択肢を選ぶ人が増えるだけじゃないだろうか。
「この発明は、コマーシャルのある映画を見るか、コマーシャルのない映画を見るか、視聴者に選択肢を与える。その実現には、両方の選択肢が必要だ」(Kamerbeek氏)
「コマーシャルのない映画」と「コマーシャルを飛ばせるだけの映画」とでは全然違う。「コマーシャルを飛ばせるだけの映画」を見るのにお金を払うくらいなら、DVDや映画館で見るという「選択肢」を選択するだろう。第一、この技術が「CM中に自由にチャンネルを変えられる」という選択肢を消去してまで作る「選択肢」だとは思えない。
ネットと同視は出来ないかもしれないけれど、「強制的に」見せられるポップアップ広告が、クリックされず且つ鬱陶しがられるように、「強制的に」見せられるテレビCMは、視聴されないか鬱陶しがられるだけで、それをお金を支払ってまで消そうとは誰も思わないだろう。そして視聴者に嫌われるような方法でCMを流すことに賛成する番組も放送局も、おそらくないだろう。
(ただし、技術は"使いよう"。)
Quot : http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20102037,00.htm
- <ステルス実験機>名称「心神」 開発に6年466億円 - 12/05
- ベクターとオプトリンクスが提携、広告付きフリーソフトの普及拡大へ - 11/28
- <防衛省>“ガンダム”新装備を公開 暗視カメラに生体認証、ファン - 11/08
- 仮想体験で「化粧顔」が分かる…資生堂がシステム開発 - 01/25
- 地震 全国予測マップがポスターに 一目で分かる発生確率 - 01/09
スペース


