4~6月期の実質GDPが4四半期ぶりにマイナス成長に低迷し、景気後退が裏付けられた日本経済。消費者は値上げラッシュやガソリン高騰で節約志向を強め内にこもり、消費の現場では“異変”が相次ぐ。「縮む消費」が企業の業績を圧迫している。
使う人が増えて作るモノが増えれば経済は安定する、という公式が使えなくなる日が、だんだん近づいているような気がします。そうあるべきだという流れが出来てきているのでしょうか。
消費バブルなんていう言葉があるかどうかは知りませんが、それが弾けつつあるのではないかな、とも思います。モノは有限、必ず磨り減り、いつかは無くなってしまうものですから、終焉があるのは当然です。今はまだ目の前の金銭感覚で感じ取るくらいしかできませんが、やがては直接感じ取れてしまう日も来るでしょう。その第一歩が、まさに今なのではないでしょうか。
省エネや節約をビジネスにするのは難しいかもしれませんが、そうしなければ、どんな大手企業ですらこの先も生き続けられるという保証はなく、そしてその状態こそ、今後求められるあるべき姿のような気がします。もし過去の人が見れば、また将来振り返ってみてみれば、今のこの消費天国はきっと「どこかおかしい」と評価されるだろう、そんな気がします。消費を増やすことを前提とした社会は、その前提からしてすでに破綻しているとすら思ってしまいます。
引用元にあるような、「消費者の嗜好(しこう)は、家庭で料理する『内食』になっている」「家でお茶をいれて飲む」「残したらもったいないと思う」「クルマで外出しても一カ所で買い物を済ませ、寄り道しない」「新車販売台数がマイナス」、というのは、どれも当たり前だという気がするのですが、私の感覚がおかしいのでしょうか。
この先50年後、100年後、ここに書いたような感覚が、その時代でどう評価されるのか、静かに待ってみることにします。
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